こんにちは、工務店のYouTube運用代行をおこなっている株式会社ネスピアの松見です。
「企業YouTubeチャンネルの活用方法がわからない」「YouTubeの費用対効果が合うか不安…」と悩んでいる方に向けて、企業のYouTube活用のポイントとチャンネル登録者数の本質をお伝えします。
集客目的で事業のYouTube活用をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
記事の結論は以下です。
- 事業集客目的のYouTubeはすぐに始めたほうがいい
- チャンネル登録者数は追うべき数字ではない
- YouTubeは社員教育になる
- YouTubeは採用活動に効果的で採用コストが下がる
- 企業YouTubeチャンネルを運営することで社員の家族に喜ばれる

YouTube動画でも詳しく解説しています!
企業YouTube活用の悩み

私たちが企業マーケティングご担当者様と打合せや商談をしていくなかで、企業が抱えているYouTube集客の悩みが把握できるようになってきました。
以下に箇条書きで悩みをまとめます。当てはまる方は記事を読みすすめてみてください。
- YouTubeの費用対効果が合うか不安(おもにチラシと比べて)
- 自分の事業の何を発信したらいいかわからない
- YouTubeが事業にどう結びつくのかイメージできない
- YouTube集客がいいとは聞くけど具体的になにがいいのかわからない
- 集客効果を発揮しなかった場合が不安
企業がかかえている悩みがわかってきたので、この記事では悩みを解決しつつ、企業のYouTube活用についてご説明していきます。
企業はYouTubeを「早く」活用したほうがいい

結論、集客が目的の企業YouTubeチャンネルの開設時期は、早ければ早いほどいいです。
いろんな悩みや不安があったとしても、web集客をやっていきたいのであればYouTubeを活用したほうがいい!というのが私の主張です。
とはいえ、YouTubeにも合う合わないがあります。業界的に合わないジャンルがあることも事実です。
例えば、機械の部品であるネジを作っている企業さんなどは、YouTubeでの集客だとコストパフォーマンスが合わないなと感じます。
一方で、toCビジネスはYouTubeと相性がいいです。YouTube運営のやり方次第ですが、toCビジネスは結果が出ると思います。
チャンネル開設が早ければ早いほどいい理由は、これから説明する9つのメリットがあるからです。
企業がYouTubeを活用する9つのメリット
企業がYouTubeを活用したほうがいい9つのメリットをまとめています。
すべて実際に企業のYouTubeチャンネルを運営してみてわかったことです。
- YouTube動画は資産(営業ツール)になる
- 感情を動かすメッセージが伝わる
- 会社の信頼度が上がる
- 営業の成約率が上がる
- 採用のコストが下がる
- YouTubeおすすめ機能の拡散力が桁違い
- プレゼン能力と論理的思考が鍛えられる
- YouTubeは社員教育になる
- 社員の家族に喜ばれる
一つずつの説明していきます。
YouTube動画は資産になる(チラシは資産にならない)

企業がYouTubeを活用するひとつ目の理由は、YouTube動画が資産(営業ツール)として効果を発揮するからです。
最適なシーンで活用すれば、最強のツールかつ資産になります。
集客につながるようなノウハウや自社商品のメリット・デメリットなど、一度動画にしておくと使い回すことができます。
さらにYouTubeにアップロードしておくと、検索や関連動画でたどり着いた視聴者(お客様)に自社情報を届けることができます。チラシにはこのようなメリットがなく、資産になりにくいです。
即効性のあるチラシに比べ、長い目で見たときに高い費用対効果を出すのがYouTube、という理解で大丈夫です。
ただ、活用次第では「ツール」ではなく「コスト」にもなり得るので注意が必要です。
YouTubeの活用方法や戦略的な運用を考えることが肝です。やみくもにYouTube動画をつくっても効果はでません。
関連記事:YouTubeの伸びは100%企画で決まる【考え方を解説】
感情を動かすメッセージが伝わる

動画を使うことでよりリアルな臨場感を表現でき、感情やメッセージがダイレクトに伝わります。
さらに、動画の雰囲気にあわせたBGMや効果音を挿入することで、視聴者の感情を動かすことができるのです。
あと、実際にお会いする前に何本かのYouTube動画を見ておいてもらえると、会ったときに会話や商談がスムーズに進みます。これは営業コストの削減にもつながります。
自社事業のなにを発信したらいいかわからない場合は、理念や想いの部分を熱く語ってもいいと思います。共感してくれるお客様(視聴者)はいるはずです。
会社の信頼度が上がる

企業として適切かつ見栄えの良いYouTubeチャンネルを持っておくと、お客様からの信頼度が上がります。
見栄えのいいYouTubeチャンネルには、デザインはもちろんですが、適切な情報を過不足なく提供することも重要です。
今となっては企業がホームページを持つのが当たり前になったように、近い将来YouTubeチャンネルを持っているのが当たり前になる時代がくると思います。
営業の成約率が上がる

商談の基本的な部分、サービスの説明や商品のメリット・デメリットなど、誰が説明しても変わらない部分をYouTube動画にしておくことで、本当に興味のあるお客様からのお問い合わせが得られ、結果的に成約率が上がります。
上記は、弊社のお客様でYouTubeを運営している企業様のすべてがおっしゃられています。
具体的には、「無駄な営業活動が減った」「お客様との商談回数が減った」などの意見をいただいております。
採用コストが下がる

企業がYouTubeを運営することで採用コストが下がるといえば意外かもしれませんが、これも弊社にてサポートさせていただいたすべての企業様がおっしゃられます。
就職活動をおこなっている側からすると、あらかじめYouTubeで企業のことが知れるのはかなりのメリットですし、企業のイメージや信頼度が上がります。
弊社のお客様のお話ですが、YouTubeで採用動画をアップすると、マイナビの予約が数時間で満席になったとのお声をいただいております。
それぐらいYouTubeは企業の採用活動に効果を発揮します。
YouTubeおすすめ機能の拡散力が桁違い

企業がYouTubeを活用する理由6つめは、YouTubeおすすめ機能の拡散力が桁違いだからです。
普段の発信や営業活動では絶対に届かなかったであろう層のお客様に情報を届けることができます。おすすめ機能に動画がのりだすと、確実にお問い合わせが増えます。
実際に、何十万回と再生された動画はすべてYouTubeのおすすめにのったことが要因です。
YouTubeのおすすめにのる動画をつくれるかどうかが鍵であり、難しいところでもあります。
プレゼン能力と論理的思考能力が鍛えられる

YouTubeで動画発信をする場合、最初から企画や台本無しでできる人はほとんどいません。
動画を撮影する前にどうしたら人にわかりやすく情報を届けられるのか、台本を考えます。
このどうしたらいい動画をつくれるのか?と考える部分にさまざまな副産物があります。
具体的にはプレゼン能力と論理的思考能力の向上です。YouTubeをやることで営業トークも上達するはずです。
YouTubeは社員教育になる

企業がYouTubeを活用することで得られるメリットの、プレゼン能力と論理的思考能力の鍛錬は、そのまま社員教育として使えます。
YouTubeに出演する人物はなにも社長である必要もなく、人事部である必要もありません。
社員教育という部分にも、YouTube活用は大きな可能性を秘めています。
社員の家族に喜ばれる

企業がYouTubeを活用する理由のさいごは、社員の家族に喜ばれるという副産物があるからです。
弊社にてYouTube運営をサポートさせていただいている企業様でこんなお話がありました。
働いてくれている社員の奥様から、「旦那の仕事内容を知ることができて嬉しい!」といったお言葉をいただいたそうです。
集客のためにはじめたYouTubeが、自社の社員の奥様に喜んでもらえるなんて、常にYouTubeにたずさわっているわたしたちでさえ予想もしていないことでした。
チャンネル登録者数は追うべき数字ではない

企業様と商談をするときに、必ず聞かれるのがチャンネル登録者数についてです。
「うちの会社なんかがチャンネル登録者数伸ばせないでしょ?」と。
みなさんチャンネル登録者数を気にされます。
しかし企業のYouTube集客/売上アップのためにはチャンネル登録者数はあまり関係ありません。
潜在顧客にどれだけ情報を届けるか、どれだけの視聴者(お客様)をYouTube動画でファン化させられるかが重要です。
チャンネル登録者の数は注目されがちですが、企業のYouTube集客においては追うべき数字ではありません。
企業YouTube活用の悩み解決方法:まとめ

さいごに、企業YouTube集客の悩みに対する答えと、この記事の内容をまとめます。
- チラシと比べて費用対効果が合うか不安
- 即効性のあるチラシに比べ、長い目で見たときに高い費用対効果を出すのがYouTube
- 自分の事業のなにを発信したらいいかわからない
- お客様の感情を動かすようなメッセージ、理念や想いなど熱い思いでもOK
- YouTubeが事業にどう結びつくのかイメージできない
- 会社の信頼度が上がる、営業の成約率が上がる、採用のコストが下がる
- YouTube集客がいいとは聞くけど具体的になにがいいのかわからない
- YouTubeおすすめ機能の拡散力が桁違い、普段の営業じゃ届かない層のお客様に情報を届けることができる
- 集客効果を発揮しなかった場合が不安
- プレゼン能力と論理的思考力が鍛えられる、社員教育になる、社員の家族に喜ばれる
集客目的の企業YouTubeチャンネルはできるだけ早くはじめたほうがいい!というのがこの記事を書いている私の考えです!
みなさんチャンネル登録者数を気にされますが、企業のYouTube活用においてはチャンネル登録者数は追うべき数字ではありません。
この記事を書いている株式会社ネスピアでは、企業のYouTube集客のお役に立てるようなサービスを提供しています。集客に直結する企画の提案・動画撮影や編集・アップロードの代行・アナリティクス分析までまるっと請け負うことが可能です。