こんにちは、企業のYouTubeチャンネル運用を専門におこなっている、株式会社ネスピアの松見です。
企業YouTubeチャンネルの1本目の動画で2万回の再生数を出すことができたので、考察をしていきます。
企業のYouTubeチャンネルをこれから始める人が、失敗することなくチャンネル運用ができるようになれる情報をまとめています。
0からチャンネルを成長させていきたいという方はぜひ参考にしてみてください。
この記事のトピックは下記4点です。
- 動画が急激に伸びたのは166日後
- 需要があるジャンルでの動画投稿だった、でも競合も多い
- トラフィックソースの種類について
- 再生数は伸びてもチャンネル登録者数の獲得までは至らない現実
動画が急激に伸びたのは166日後

まずひとつめで着目したのが、動画が爆伸びし始めた時期についてです。動画を公開してから166日後に急激に再生回数が増えだしました。
じわじわと、ゆるやかに、160日ぐらいかけて4,000回程度の再生回数まできてはいたんですが、それから一気に1ヶ月ぐらいで2万回まで再生回数が伸びました。
これってYouTubeの特徴のひとつだと思うんです。過去動画がなんらかの理由で一時的に一気に再生回数が伸びる現象です。
他のプラットフォームではなかなか珍しいんじゃないかと思います。似たようなところでいくとInstagramですかね。でもInstagramでも過去投稿がこんなに一気にインプレッションを広げることは少ないんじゃないかなと感じています。
じゃぁその急激に伸びた理由はなんなんでしょうか。ここでもいくつかのトピックを話していきたいと思います。
需要があるジャンルでの動画投稿(競合も多い)

次に着目したのが、やはりそもそも需要がある分野で投稿していたことが大きいと感じます。
YouTubeはなにか新しいことをするよりも、すでにアップロードされている動画を真似して制作したほうが再生回数は伸びます。
需要が少ないところでいくら動画を上げ続けても伸びづらいんですよね。
ここがなかなか理解し難い部分なんですが、YouTubeでは競合が多いほうが伸ばしやすいと言ったほうがイメージに近いかもしれません。
もうYouTube内に伸びる答えがゴロゴロ転がっているので、あとは忠実に動画コンテンツを投稿していけば、どこかのタイミングで伸びていきます。
ただ、素人レベルの動画制作では無理ですよ。ある一定のクオリティを担保したうえでってのは前提条件です。
トラフィックソースの種類について

次にトラフィックソースの種類について着目してみます。
トラフィックソースの種類ってのは、かんたんに言うと到達経路の種類って意味です。YouTubeにはさまざまなトラフィックソースの種類があります。
検索もそのうちのひとつですし、YouTube特有の関連動画やおすすめ動画っていうのもあります。または外部のSNSからの流入もありますね。
伸びる動画に共通してるトラフィックソースの種類はなんだと思いますか?
それはブラウジング機能(おすすめ動画)と関連動画です。
今回お話してる企業YouTubeチャンネルの1本目の動画で2万回再生を出した動画のトラフィックソースは、ブラウジング機能が58%、関連動画が36%を占めています。
ブラウジング機能と関連動画だけで全体の94%ということになりますね。
この動画はブラウジング機能と関連動画にうまく表示させることができたから、再生数が一気に伸びていると言えそうですね。
逆に言えば、このブラウジング機能と関連動画を攻略しない限りは、再生回数を伸ばすことはできないって考えたほうが良さそうです。ブラウジング機能と関連動画の攻略方法についてはまたどこかの動画で意見をまとめてお話してみようと思います。
再生数とチャンネル登録者数について

次に着目したのが、再生数は伸びているけどチャンネル登録にはつながっていないという現実です。これは悪い意味で参考にしてもらえればいいかなと思うんですけど、、
再生回数が伸びたとしてもチャンネル自体にメリットがなければ人はチャンネル登録しないんですよね。ここわかりますかね…?
Google的にも視聴者的にもなんのチャンネルかはっきりわからないと、動画を拡散してくれないし、チャンネル登録にはつながらないってことです。
企業YouTubeチャンネルでよくあるのが、普通の視聴者向けに制作した動画とCM動画がごちゃごちゃにアップロードされていたり。
視聴者にとっては一切関係ない社員旅行の動画がアップされていたりするんですよね。
その他には、普段はビジネス系の動画を発信していて再生数が伸びているんだけど、vlogをアップすると伸びないってことがよくあります。
ですので、ブラウジング機能と関連動画に表示させる施策をうって、動画制作ときちんと向き合い、なんのチャンネルかひと目でわかるように更新頻度を保つってことが重要なんです。
上記4点ができていれば自然とチャンネル登録数も再生回数も伸びていきますね。