こんにちは、工務店のYouTube運用代行をおこなっている株式会社CUEの松見です。

記事の内容

YouTubeを運用されている工務店さんで、「動画制作を内製化したいけどマンパワー的に少しむずかしい…」「動画編集のみ外部委託しようかな…」と考えられている方に、ルームツアー動画編集を外部委託するときに注意することをかんたんにお伝えします。

動画編集者の能力のどこに着目したらいいのか、ポイントがいくつかあります。

動画編集を外部委託するとき|5つの注意点

工務店さんがルームツアー動画の編集を外部委託するときに注意すべきポイントは以下の5つです。

  1. 要約ができるか
  2. コピーライティングができるか
  3. カットが心地いいか
  4. 目線を動かす編集ができるか
  5. サムネのデザインができるか(マーケティング含め)

それぞれ詳しくみていきましょう。

要約ができるか

動画編集を外部委託するときの注意点ひとつめは、要約ができるかどうかを見極めることです。

話していることをそのままテロップ化するのではなく、話している内容を補足するような、要約テロップを書けるかどうかに着目してください。

台本と動画素材を適切に判断して最適なテロップが書けるかどうかは、能力の差としてはっきり出てきます。

日本語としておかしい表現だったり、漢字とひらがなのバランスがとれていなかったり、そもそも要約ができず文章が長かったり…

こういった動画編集だと見る側が疲れてしまうのでよくないです。

テロップの要約能力を見極めるポイントはWebライティングをやったことがあるかどうかです。

自分でブログを運営していたりWebライター経験がある方は、要約やテロップの文言がうまいです。

コピーライティングができるか

動画編集を外部委託するときの注意点ふたつめは、コピーライティングができるかどうか見極めることです。

ふたつ目にしてかなり難易度高めですが、これができる動画編集者さんはとても貴重なので探すこと自体が難しいです。

コピーライティングとは「人間心理を理解し、言葉で視聴者(読者)の行動を変える技術」です。

ちょっと難しいですが、コピーライティングの本質は「ユーザーの気持ちを理解し、ワクワクさせて行動させる」ことにあります。

これを動画編集で補えるといいですねって話です。でもこれはかなり難易度高めです。

カットが心地いいか

ルームツアー動画の編集を外部委託するときの注意点3つ目は、カットが心地いいか見極めることです。

動画編集のカット作業は基本的な部分ですが、能力次第で大きな差が出てきます。

なんか間のカットがあまいな…とか、微妙な息継ぎが入っている…とか。

動画編集において、動画のデザインやテロップ打ちのスキルなど、いろいろ判断する指標はありますが、最初にみるべきは動画のカットが心地いいかどうかです。

これが判断材料の最初の指標です。

目線を動かす編集ができるか

ルームツアー動画の編集を外部委託するときの注意点4つ目は、視聴者の目線を動かす編集ができるかどうか見極めることです。

ルームツアー動画において、目線が下部のテロップだけに集中することは本当によくないです。

ルームツアー動画の本質は家の中を案内することです。家のなかをどのように動画で表現するか、動画で見せるかは重要です。

ただ、これは動画編集者さんだけに丸投げすることはできないので、撮影者とセットで試行錯誤していく必要があります。

マーケティング含めサムネのデザインができるか

ルームツアー動画の編集を外部委託するときの注意点5つ目は、マーケティングを含めたサムネのデザインができるかどうかです。

マーケティングの要素を踏まえたサムネの制作は本当に難しいです。これができる動画編集者さんはほぼいません。

なぜか?

工務店さんなどの企業YouTubeチャンネル運用の業務のなかで、動画編集とサムネの制作だけ任されても、マーケティングを含めたサムネのデザインができないのは当然のことだからです。

工務店業界でどんなサムネが伸びるのか視聴者の知りたいことはなにか、その工務店の強みや社員の雰囲気はどんな感じか、そもそもこのルームツアー動画で伝えたいことはなにか、などなど、これらをすべて把握した上でサムネイルや動画制作をおこなっていかないとYouTube運用で成果をあげることはできません。

では、動画編集のみ外部委託する場合はどうするのかといったことですが、サムネに書くテキストや使う写真素材、構図などを指示する必要があります。

ここでデザインが得意な動画編集者さんであれば、満足のいくサムネイル画像を仕上げてきてくれるはずです。

しかし、マーケティング的な要素を指示せずにサムネの制作を編集者さんに丸投げしてしまっては、編集者さんも困ります。

つまり、YouTube運用を考えるときや動画編集を外部委託する場合の選択肢は3つです。

  1. マーケティングから動画制作まですべて内製化して自社でおこなう
  2. チームを組んでいる外部委託先にマーケティング含め企画から動画制作まで任せる
  3. マーケティングの部分だけ外部委託先に任せる

この3択です。

ポイントとなる注意点は、動画編集者さんに、マーケティング要素も含めて考えさせることはやめたほうがいいということです。

まとめ

今回は、動画編集を外部委託するときの5つの注意点についてまとめました。

  1. 要約ができるか
  2. コピーライティングができるか
  3. カットが心地いいか
  4. 目線を動かす編集ができるか
  5. サムネのデザインができるか(マーケティング含め)

上記5つを満たす動画編集者さんを見つけるのは困難だと思います。

重要なのは、マーケティングをあまく考え分析改善を繰り返さずして動画制作をしてもYouTube運用はできないということです。動画編集者さんに丸投げしていてはYouTubeを運用するメリットがありません。

株式会社CUEでは、企業YouTubeチャンネル運用+動画制作で得られたノウハウは、最新情報も取り入れながらすべて提供していきます。

ただ、企画・撮影・編集・サムネ制作・投稿作業・アナリティクス分析を、改善工夫しながら続けていくことは難しいと思います。

YouTube運用の実行部隊がほしければぜひCUEにご連絡ください。

スケジュール管理含め、お客さまと一緒に人気ルームツアー動画をつくっていきたいと思っています。